唐招提寺(世界遺産)

唐招提寺

 唐招提寺は、南都六宗華厳宗法相宗律宗三論宗成実宗倶舎宗)のひとつである律宗の総本山で、唐からやって来た高僧・鑑真(688年~763年)が建立した。f:id:Ryugnan:20191006164913j:plain

 

 鑑真は唐で高僧としての地位を築いていたが、遣唐使船でやって来ていた二人の僧・栄叡と普照に請われて、日本へ行くことを決めた。12年間で5回の渡航を試みたが、いずれも失敗し、6回目でついに成功し、753年(天平勝宝5年)、日本の地を踏んだ。

 来日してから亡くなるまでの10年間、鑑真は、5年間を東大寺で過ごし、759年(天平宝字3年)、新田部親王邸跡地を与えられ、そこに唐招提寺を建てて5年間を過ごした。

 

金堂(国宝)

 8世紀後半に創建された金堂は、正面7間、側間4間(中央間は約4.7m、側方へ行くに従って狭くなり3.3m)。「間」は柱間の数を表している。何度もの修理を重ね、現在の姿となった。本尊の盧舎那仏坐像が中央に配され、右に薬師如来坐像、左に千手観音像が配置されている。f:id:Ryugnan:20191006165720j:plain

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講堂(国宝)

 講堂は、平城宮の東朝集殿を移築・改造したもの。奈良時代の宮廷建築の唯一の遺構として、大変貴重な建築物。本尊は弥勒如来坐像で、その他に持国天立像と増長天立像が安置されている。f:id:Ryugnan:20191006170400j:plain

 

鼓楼(国宝)

 鑑真の仏舎利が安置され、舎利殿とも呼ばれる。厨子には、仏舎利をおさめた金亀舎利塔が安置されている。f:id:Ryugnan:20191006165938j:plain

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宝蔵・経蔵(国宝)f:id:Ryugnan:20191006170334j:plain

 

開山堂

 元々は徳川家の御霊殿として作られたもの。現在は、鑑真の御身代わり像が安置してある。本物の鑑真和上像は御影堂に収蔵してあり、人々に毎日参拝してもらうために身代わりの像を作った。f:id:Ryugnan:20191006170459j:plain

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芭蕉の句碑f:id:Ryugnan:20191006170529j:plain