法隆寺(世界遺産)

法隆寺

 

世界遺産法隆寺地域の仏教建造物

 「法隆寺地域の仏教建造物」は世界最古の木造建造物であり、1993年に世界文化遺産に登録された。なかでも法隆寺は、日本の宗教の一つである聖徳宗の総本山。法隆寺は、バチカン世界遺産サン・ピエトロ大聖堂」、ギリシャ世界遺産パルテノン神殿」とあわせて、世界三大宗教空間に数えられる。  f:id:Ryugnan:20191002230416j:plain

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 飛鳥時代天皇である用明天皇は、自身の病気の回復のために寺の建立を発願したが、取り掛かる前に崩御してしまった。そのため、後を継いだ推古天皇用明天皇の息子である聖徳太子が、607年(推古15年)に寺と本尊を造ったと伝えられている。  

 その後、何度か火災に遭ったが、幸いなことに致命的なダメージを受けることはなく、時代の荒波を乗り越えてきた。  

 1934年(昭和9年)から1985年(昭和60年)には「昭和の大修理」が行われ、金堂や五重塔が修理された。しかし残念なことに金堂で火災が発生し、内部の壁画や柱を焼損してしまった。

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 法隆寺は、西院伽藍と東院伽藍の二つに分けられる。 

 

 中門(国宝)

 中門は、左右に日本最古の仁王像である金剛力士像が配置されている。 f:id:Ryugnan:20191002230618j:plain

 

 五重塔(国宝)  

 ここには釈迦の遺骨である仏舎利が祀られている。塔はストゥーパと言われ、仏舎利を祀るものだった。高さは約31.5mあり、日本最古の五重塔f:id:Ryugnan:20191002230839j:plain

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 金堂(国宝)  

 金堂には法隆寺の本尊が祀られている。釈迦三尊像薬師如来座像、阿弥陀如来座像である。これらは、聖徳太子用明天皇(太子の父)、穴穂部間人皇后・太子の母)のためにつくられた。  

 中でも、釈迦三尊像には大きな特徴がみられる。アーモンド形の眼・アルカイックスマイル(古式の微笑)・太い耳朶・首に三道(3つのくびれ)が無いという点で、大陸風である。また、ここの壁画は仏教絵画として非常に有名だったが、「昭和の大修理」の際に火災で焼損してしまった。現在は再現壁画がはめこまれている。 f:id:Ryugnan:20191002231101j:plain

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 大講堂(国宝) f:id:Ryugnan:20191002231223j:plain

 

回廊f:id:Ryugnan:20191002231308j:plain

 

 東院伽藍  

 東院伽藍は、聖徳太子の住居であった斑鳩宮跡に造られた。739年(天平11年)のことで、ここが荒れ果てていたことを嘆いた僧・行信による。

 

 夢殿(国宝)  

 東院伽藍の中心的な建築物で、奈良時代のもの。八角円堂で、中には救世観音像・国宝という、聖徳太子の等身といわれる仏像が祀られている。f:id:Ryugnan:20191002231445j:plain

 

中宮寺f:id:Ryugnan:20191002231529j:plain