薬師寺(世界遺産)

薬師寺

 薬師寺は、680年に、天武天皇が皇后・鵜野讃良皇女(後の持統天皇)の病気回復を祈って建立に取り掛かかった。しかし完成を見ることなく天皇は686年に没し、後を継いだ持統天皇とその後の文武天皇に伽藍の建築・整備が受け継がれた。 f:id:Ryugnan:20191006170646j:plain

 

 710年(和銅3年)、平城京遷都に伴って、薬師寺も移転した。飛鳥に残った本薬師寺はしばらくの間は存続していたが、やがて廃寺となった。

 その後、火災や戦で伽藍が焼失する憂き目に遭い、奈良時代からの建築物は、東塔を残すのみとなってしまった。 20世紀になると復興事業が進められ、伽藍が再建された。

 同じく世界遺産興福寺と共に、法相宗大本山である。

 

食堂f:id:Ryugnan:20191006172100j:plain

 

大講堂f:id:Ryugnan:20191006172134j:plain

 

東塔(国宝)

 薬師寺の多くのものは焼失し再建されているが、この東塔だけは唯一奈良時代からのもの。高さは34.1mあり、一見すると六重塔のような外観だが、実際は三重塔。各層に裳階というもうひとつの屋根が設けられているため、六重に見える。相輪という塔の上層部には、水煙が祀られていて、その繊細な意匠が特徴。水煙には、火事を避ける意味が込められている。修理中。 f:id:Ryugnan:20191006172150j:plain

 

金堂

 金堂自体は1976年(昭和51年)に再建されたもの。本尊は薬師三尊像で、飛鳥時代後期から奈良時代の作と伝えられている。薬師如来の両脇に日光菩薩月光菩薩が控えており、中国の六朝時代や唐代に加え、日本独自の様式が加わった、同時代のものでは最高レベルのもの。 

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西塔

 1981年(昭和56年)に再建されたもの。 f:id:Ryugnan:20191006172325j:plain

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東院堂(国宝)

 1733年(享保18年)に改修されたもの。元明天皇の皇女・吉備内親王が、天皇の冥福を祈るために建立した。本尊の聖観世音菩薩立像は飛鳥時代後期から奈良時代の作品で、彫刻にはインドの影響も見受けられる。非常に美しい仏像として有名。 f:id:Ryugnan:20191006172404j:plain

 

玄奘三蔵f:id:Ryugnan:20191006172427j:plain

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 レンタサイクルで奈良駅の方まで戻る。

 旧JR奈良駅f:id:Ryugnan:20191006172607j:plain